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2008年9月

2008年9月19日 (金)

関西ビータの仕掛人

Sawasaki_2

大阪に澤崎 至さんというドラマーがいます。

現在ブルージン・ジャズ・オーケストラ
http://www.bluesin-jazz-orchestra.com/
のバンマス、同時に関西ジャズ協会の事務局長を務めるという
多忙ぶりであります。
sweetieというブログ名前でブログを開設し
http://mellowtone.way-nifty.com/
当LHOブログにもsweetieの名前の書き込みでお馴染みです。

澤崎さんは慶大在学中、
KMP NEW SOUND ORCHESTRAのドラマーとして活躍しました。
KMPのカラーである「モダン・ビッグ・バンド」に相応しいドラマーで、
エルビン・ジョーンズやP.J.ジョーンズなどのスタイルを追究し、
スイングするセンスの良いドラミングが定評でした。
社会人になってからは大阪に戻るも、
ジャズとドラムへの情熱は去り難く関西ジャズ・シーンで活躍、
平成15年には、
BJOと共に“第11回中山正治ジャズ大賞 アマチュア部門賞”
及び産経聞主催“第40回なにわ芸術祭新人奨励賞”を受賞。
最近はVOCALまで始めるという充実ぶりです。

その澤崎さんから丁度1年位前に、
この10月の関西合同三田会慶応義塾創立150年記念大会に
LHOを推薦しようと思う、
同時に東西大学OBバンド合戦の様なライブを企画したいので
協力して欲しい、との連絡をもらいました。
数多い塾関係OB Big Bandの中からLHOを
推薦してくれると言うのです!
LHOとしてはもちろん全面協力。
澤崎プロデュースに身を預ける事にしました。

旧知の間柄ですし、
音楽的にも全面的に信頼している
澤崎さんの仕切る2日間ですから、
LHOの同年代の仲間達も楽しみにしており、
具体的な打ち合わせも大変スムーズに進行しています。
イベント・プロデュースはこうありたい!という
見本みたいな状況です。
これは大成功する事間違いなしです。

10月25日の東西大学OBバンド合戦は
「Swinging at夙川KG vs KEIO OB BIG BAND BATTLE」
というタイトルとなり、
関西Big Bandの勇、
関西学院大学Big BandのOBバンド[The Shiny Backs]と、
小川理子さんを中心とする[KOP Super Band]と、
LHOの出演が決定しました。両バンドとも初の競演です。
今から胸が高鳴ります。
アドレナリンの噴出に負けないようにせねば!!
事故米入りの米焼酎にでもまた厄介になるとしましょう。
http://www.shukugawatown.jp/img/index/OB_BIG_BAND.pdf

翌10月26日の
「関西合同三田会慶応義塾創立150年記念大会」は
大阪国際会議場グランキューブ大阪 3階イベントホールで行われ、
LHOは2部の祝賀会の出演。
軽井沢やBRBで共演したPF,VO:小川理子さんと、
こちらは初共演のJazz Vocal:團裕子さんとのステージです。
大きな会場のパーティーだそうで、
こちらも大変楽しみであります。
http://www.osakakeio.org/info/2008mitakai.html

LHO橋本

2008年9月11日 (木)

メシアンのロンドン便り(3)

「人まね」ではなく「表敬」

5band

アメリカはジャズの本場ですが、
イギリスのジャズはどうですか?とよく聞かれることが
あります。ちょっと詳しい方だと
「クリスバーバーみたいなデキシーが盛んなんでしょ。」と
言われることもあります。
私もロンドンに来るまではそんな印象でした。

ロンドンでは、街の小さなパブや、
クラブハウス(公民館のようなところ)で、
週末になるとジャズ、ビッグバンドの生演奏が行われて、
思いのほかジャズが盛んに演奏されているのに驚きます。
そこではカウントベイシー、グレンミラーはもとより、
アーティーショー、トミードーシーなど
スイング時代の名バンドの往年のナンバーを演奏していて、
たくさんのお客さんが聴きに来ています。
イギリス人はこういったコピーのことをトリビュートといいます。
先人に敬意を示し、そのすばらしさを伝えるという意味ですね。

100年前のクラシックカーや
アンティークな家具を大切にするのと同じように、
イギリスではジャズも伝統的な文化の一つと捉えて、
その音楽を当時のままに最高の形で受け継いでいくべき
との考え方があるように思います。
本場アメリカのジャズミュージシャンが
常にオリジナリティーを大切にし、
自分のスタイルというものを大切にすることを強調するのとは、
ちょっと違った捉え方のようにも思えます。

もちろんイギリスのミュージシャンたちにとっても
自分のスタイルやオリジナリティが重要であることは
間違いないと思うのですが、今回の話のほかにも、
先日はマイルスデイビスのクールの誕生のオリジナル譜面を
ニューヨークのマイルスの自宅だかどこからか見つけ出し、
見事に再現したバンドがありました。
これもロンドンフィルのホルン奏者がリーダーのバンドでした。

この話は長いのでまた別の機会に譲りますが、
このように先人たちの培った遺産をじっくり見極め、
その中からいいものを忠実に再現することも
とても価値があることと考えているように思います。
この点については、日本人の感性とどこか似ているようで、
私などはとても親近感を覚えます。

長くなりましたが、以上近況報告まで。

ロンドンはコートが必要なくらいに肌寒い毎日で、
すでに秋深しといったところです。
日本は残暑にゲリラ豪雨にと
めまぐるしい気候の変化のようですが、お体ご自愛ください。

メシアン

メシアンのロンドン便り(2)

ライブ アット ザ・サンズ

2flyer_1

ある日の週末、

自宅ドアのポストに一通の封書が届きました。
何の気なしに開けてみると
「・・Live at the Sands」の文字が。

驚きました。
Live at the Sandsといえば
、シナトラとベイシーの伝説のコンサート。
一体何が?と
よくよくチラシをみてみると、

「1966年-二人のアーチストが
お互いにそのもっとも絶頂期にあったとき、
ラスベガスのサンズホテル・カジノで演奏をおこなった。
フランクシナトラ、カウントベイシーと彼のバンドが行った
その日の演奏は、彼らの数々の名演の中でも
最高のライブ演奏とされ、それは後にアルバムとして発表され、
現在でも至宝のアルバムとしてその名を知られている。

現在、イギリスNo.1のビッグバンド、
ポールレイシー率いるバックトゥーベイシーオーケストラ
(2005年、2006年英国ジャズ賞ビッグバンド部門第1位)と
ボーカル、マシューフォードが
この歴史的ラスベガスコンサートの感動を再現して
皆様におとどけします。

曲は、Come Fly With Me・・・・・」

つまりイギリスのカウントベイシーのコピーバンドが、
伝説のショーを再現というもの。

私は、これを見て、
Live at the Sandsを究極のアルバムだと考えている人が
我々以外にも(しかもイギリスに)いたということと、
そしてそれを再現しようまじめに考えているバンドが
(LHO以外にも、しかもイギリスに)いたことにとても驚きました。

当日は最前列で(かぶりつきで)見ました。
コンサートはみなさんタキシードで、
ベイシーバンドだけでの前座風な演奏の後、
LHOでもおなじみのイントロからCome Fly With Me、
I'veGot You Under My Skin など熱演でした。
メンバーはBBC Big Bandのメンバーなど
英国の一線級が多数参加しており、
ベイシーバンドもかくやといったすばらしいものでした。
ボーカルのマシューフォードもあまりフェイクすることなく、
シナトラ風に歌っていました。
I've Got You のtbソロではアルグレイのソロを
ちゃんと再現して吹いていてこれまたすばらしいものでした。
メシアン

2008年9月 9日 (火)

メシアンのロンドン便り(1)

クラシックカーレース

1classic_car_2

正式名称は
「ロンドン~ブライトン ベテランカー ラン」。
クラシックカーのイベントとしては
おそらく世界で最も古くまた規模の大きなイベントです。
初めて行われたのが1897年。
今回でなんと第111回、出場車両は500台超。
これらが今でも元気に人をのせて、
ロンドン~ブライトン、日本で言うと
まさに東京から江ノ島までを3~8時間かけてレース
(競技というよりむしろ走行会)を行うというものです。
私はレースそのものは見ることが出来ませんでしたが、
レースの前日に、ロンドンの銀座中央通りともいえる、
リージェントストリートで行った展示会を見に行ってきました。
驚くのはその500台のほとんど全てが
1897年から1904年に作られた車ということです。
1904年というのは、アメリカでT型フォードが登場したのが
1908年ですからそれよりも前ということになります。
それぞれの車は各車各様の姿形をしていて、
じつに個性豊かです。工業製品になる前の
一台一台手工品であった時代ならではのことでしょう。
ゆうに100歳を超えるこの500台の車たちが、
今も美しくそして何よりも、普通に走ることの出来る状態で
ずらりとならんだ姿は圧巻です。
車に近づいてみると、それは自動車というよりも、
馬車の前に馬の代わりにエンジンを取り付けたもの
というのが正確なのかもしれません。
よく手入れされたそのエンジンルームには、
小さなエンジンとその前にチューブを蛇行させたような形の
ラジエター(らしきも)があるだけの、
実にシンプルなものです。
性能は現代の車と比べることすら無意味ですが、
「スピード」、「デザイン」、「居住性」という自動車の持つ魅力は、
現代の車にまさるとも劣らずを
これらの車から感じられるのは不思議です。
リージェントストリートのレンガ造りの町並みの中で、
これらの車に囲まれ、シャーロックホームズみたいなスーツや、
すその広がったドレスに羽根付帽子の格好をしたオーナーたちが
愛車の手入れをしたり、道行く見物人に語っている風景は、
まるで1900年初めのロンドンの街角にいるかのようです。
メシアン

2008年秋の軽井沢イベント終了!

Photo_3 (左からLHO齋藤、粟野、新井、橋本…万平ホテル前にて)

LHOの今年のメインイベント、
9月6日のダンスパーティー(万平ホテル)と
9月7日のコンサート(軽井沢大賀ホール)が終了しました。
本来ですと「無事終了」「大成功」とお伝えしたいところですが、
今年は両日とも天候不順の影響を受けてしまいました。
上の写真は万平ホテルに到着した時のもので、
この時は「穏やかな初秋の軽井沢」といった陽気でした。
ところが初日のダンスパーティーが終わる頃から雨が降りだして、
我々が撤収する頃には、とんでもない大雨になりました。
翌7日、いったん雨はあがったものの、
コンサートの開場直前になってまた集中豪雨が…という事態で、
足を運んでくださったお客様には心から申し訳けなく思っています。
「足元が悪いなか」…といった常套句ではすまないほどの雨でした。
「傘ではしのぎきれないほどの大雨のなか」…のご来場を
本当に、本当に、本当にありがとうございました。

こうした天候不順に泣かされた開催でしたが、
LHOメンバー、ゲスト一同、いつも以上に気合を入れてステージに臨み、会場の皆様に楽しんでもらえるよう演奏いたしました。
お客様にはきっと喜んでいただけたことと思っています。
以下、当日のアンケートに記載された感想を抜粋してご紹介します。

「All very nice!splendid!」
「全曲よかったです。甲乙つけられません」
「会場、構成、ともに素晴らしくて申し分なし!もちろんLHOの演奏も!」
「程良い大きさのホールでリラックスして聴けました」
「今までで一番良かった!」
「LHOを聴くのは2回目です。キレの良さが最高です」
「懐かしい曲、知ってる曲が多くて楽しませてもらいました」
「やっぱりジャズは最高!」
「グレン・ミラーの曲が懐かしく良かったです」
「どの曲も本当に素敵でした。とても楽しい一夜でした」
「軽井沢に来て大好きなジャズを楽しめて感動いたしました」
「毎年、LHOを楽しみにしています」
「初めてジャズのコンサートを聴きにきました。わかりやすくて良かったです」
「ティファナ・ブラス・メドレーが懐かしくて鳥肌がたちました」
「とっても感動しました。こんな時間を共有させていただき感謝しています」
「藤本さんのトランペットが素晴らしかった。心にしみました」
「トロンボーンの音が綺麗でした」
「トロンボーン・ソロの2曲がとても良かった」
「益田さんのクラリネットが魅力的!」
「クラリネットの隣のサックスの彼、素敵でしたよ~」
「OZ-SONSは親しみやすくて、品があって、大変良かったです」
「理子さんのピアノと歌が楽しかった。CDも買いました」
「まきみちるさんの声が素晴らしい。New York, New Yorkが良かったです」
「最後のSing Sing Singのピアノが凄かった~!」
「来年もぜひ聴きたいです!」
「毎年、企画してください。都内の出演情報も知りたいです」
「東京でもコンサートをやってください!」
「来年のスケジュール案内がほしいです。CDも出してください(購入希望)」

…こうした最大級の賛辞をいただいて重ねて御礼申し上げます。

♪LHOメンバーの皆さん、2日間お疲れさまでした!

またイベント当日はいろいろな方々のお世話になりました。
ゲストのOZ-SONSの皆さん、まきみちるさん、小川理子さん、益田英生さん、客演の渡邊恭一さん、MCの松野芳子さん、大西泰輔さん、
万平ホテルでのパーティーのステージを盛り上げてくれた、
赤羽紀武さん、杉村正蔵さん、白石恵一さん、中田光雄さん、大橋英士さん、大原江里子トリオ、マヌエラ・シスターズの皆さん、
両日の進行を担当してくれたFM軽井沢の山見真弘さん、
会場の万平ホテル、軽井沢大賀ホールのスタッフの皆さん、

PAの皆さん、打上げで我儘を言わせてもらった関所茶屋の皆さん…
ありがとうございました!

そして本年度も軽井沢でのイベント開催を暖かくご支援くださった
「ユーキャン」をはじめとする協賛各社の皆様に心からの感謝を申し上げます。

LHO/水田 一穂

※両日の様子はOZ-SONSのサイトでもご覧いただけます。
http://www.ozsons.com/ozsons-pit/LHO2008Karuizawa.htm

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